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[かいよう 航海日誌] OBEM投入 

今日は我々のチームの最初のイベント。OBEMの海底への投入作業。これが成功しないことには後の作業はすべて進まない。装置が海の藻屑にならないように細心の注意が必要です。

前日に自分が別の作業をしている間に、動作確認などが念入りに行われたはずです。

OBEMは海底に到着後、再び浮上させて回収するので、台座には鉛の重りがついています。これは回収の際には接続部を電流で腐食させて切り離します。

オレンジの2つの玉のうち、1つは観測機器の心臓部である制御装置や記憶装置を封入したガラス球が入っています。この中にはフラックスゲート磁力計というものも入っています。

もう1つは電源であり、重り替わりでもある120個の乾電池が封入されています。鉛の重りが切り離されると、ガラス球の浮力が勝り、浮いてくる仕掛けです。

腕が4本出ているように見えますが、これが3軸成分の電場(電位差)を測定するための電極が付いたパイプです。

昨日からあまり天候が良くないので、甲板は雨で濡れていました。
4台のOBEMが投入順に甲板に並べられ、最終確認です。


投入作業はOBEMをクレーンでつり上げ、徐々に海面に降ろします。その後、ワイヤーを離して海底までは自由落下して(普通にズブズブと沈んで)いきます。

このような作業をするときに活躍するのが、船員さんや専門の知識をもったパワーマンの集団である海事会社の人達です。彼等は船上のあらゆる力仕事をやるだけでなく、研究者の求めている事に応じるための知識も持ち合わせたプロです。船での研究には欠かせない存在です。

特にトラブルもなく、無事に投入が終了しました。しかし、もちろんただ沈めるだけでは困ります。ブリッジでOBEMからの音響通信を見張っているメンバもいて、装置の現在位置を監視しているのです。

海の中では電波が使えないため、複雑な通信は全て(超)音波を使って行っています。船から呼びかけるとOBEMに取り付けた「トランスポンダー」という装置が答える仕組みになっています。
GPSなどはもちろん船の上でしか使えないので、海底機器の位置決定は、音響を使用して3点測量の要領で行われます。


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[タグ] 海洋 科学
[ 2005/08/18 23:00 ] 自然科学な話題 | TB(0) | CM(0)
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